C型肝炎による肝臓がんの最新動向についてあなたにお伝えしたいと思います。

2014年10月5日の読売新聞からの最新情報です。

◇C型肝炎による肝臓がん動向は?

国立がん研究センターが7月に発表した予測データによると、2014年の肝臓がん患者数はがん患者全体では男性で第5位、女性で第7位だそうです。では、他のがんと合わせて肝臓がんの罹患率、死亡率を男女別のグラフでご紹介致しましょう。

国立がん研究センターより少し古い、数年前のデータをグラフでご覧下さい。『あなたのがんリスクを確実に減らす本』(講談社)を参考にさせてもらいました。

●日本人男性の部位別がんの罹患率と死亡率(生涯)

日本人男性がん死亡率
グラフ1.日本人男性のがん罹患率と死亡率

日本人男性が罹患しやすい(発症しやすい)がんは胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんです。そして死亡率の高いがんは肺がん、胃がん、大腸がんです。

そんな中で肝臓がんは罹患率では第5位ですが、死亡率では第4位です。

●日本人女性の部位別がんの罹患率と死亡率(生涯)

日本人女性がん死亡率
グラフ2.日本人女性のがん罹患率と死亡率

一方、日本人女性が罹患しやすいがんは大腸がん、乳がん、胃がんです。そして死亡率の高いがんは大腸がん、肺がん、胃がんとなっています。

国立がん研究センターの予測データでは、肝臓がんは2014年に罹患率第7位ですが、グラフ2を見てお分かりの通り、数年前は罹患率が第5位、死亡率は第6位でした。近年は多少罹患率が低下しているようです。

以上のように肝臓がんは男女ともに大腸がんや肺がんほどの罹患率、死亡率ではありませんが、それでも毎年多くの方が肝臓がんで亡くなっています。

そして、実は肝臓がんの7割はC型肝炎ウイルスの感染が原因とされています。その主な感染ルートは、1990年以前に行われた輸血や手術で注射器やその他の医療機器がウイルスに汚染されたまま使われたことによるものです。

C型肝炎ウイルス感染者は全国に約130万人もいると推定され、肝炎から肝硬変、肝臓がんへと長い時間をかけて進行していきます。

私もかつてウイルス性ではありませんでしたが肝炎で40日間入院したとき、完全な脂肪肝と診断され、このままでは肝硬変になってしまう危険性もあると言われました。

脂肪肝も肝硬変も自覚症状に乏しく、自分では全く気がつきません。そこが肝炎の怖いところです。知らぬ間に肝臓がんへ進行してしまうのです。現在、国内にはC型肝炎に感染していながら気付いていないキャリアが推定30万人以上いるそうです。

冒頭にもご紹介したように、現在日本における肝臓がんの死亡原因の7割はC型感炎ウイルスによるものです。肝臓がんを防ぐためにもC型肝炎ウイルスの検査が重要になってきます。

先ほどC型肝炎ウイルスの感染ルートがウイルスに汚染された注射器や医療機器の使用だと書きましたが、それはもう過去のことです。現在の医療環境でそういった感染ルートはほぼゼロです。

それより性行為によって感染することもあり、性感染症の専門書には必ずと言っていいくらいC型肝炎が登場します。性風俗で遊んだり、不特定多数相手の性行為に心当たりがあるあなたは、他の性感染症と合わせてC型肝炎、B型肝炎のウイルス感染も検査されることをお勧めします。

肝臓がんの検査と合わせて、肝臓がん予防の観点からC型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスの検査をぜひお勧め致します。

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■STDチェッカー タイプO(男女共用)
HIV・梅毒・B型肝炎の3つが同時に検査出来ます。

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