C型肝炎の治療には欠かせないインターフェロンですが、必ずしも全ての患者に効果がある訳ではありません。効き目のない患者もいます。また、程度の差こそあれ必ず副作用が出ます。

そんなインターフェロンに代わる治療薬が今年、2014年9月から発売開始となり注目を浴びています。それがアスナプレビル(商品名スンベプラ)とダクラタスビル(同ダクルインザ)の2種類の薬です。

すにテレビ、新聞、ネットで大きく取り上げられたのであなたもご存じかも知れませんね。でも、もしかしたらまだご存じない人もいるかも知れないので、ここに取り上げてみました。

アスナプレビルとダクラタスビルとは?

アスナプレビルとダクラタスビルを開発したのはアメリカに本社のあるブルストル・マイヤーズという会社です。今年(2014年)の8月に中央社会保険医療協議会の承認を得て9月より発売開始となっています。

この2つの薬の詳しい説明はこれからしますが、まず値段の高いのにびっくりします。

●アスナプレビル=1カプセル 3280.7円×2個=6561.4円/日

●ダクラタスビル=1錠 9186.0円

健康保険の対象となりますが、それにしても高いですね。いや、これでC型肝炎が治れば安いものかも知れません。

まず、この薬の働きを簡単に説明致しましょう。

●アスナプレビル(NS3/4プロアテーゼ阻害薬)
アスナプレビルはC型肝炎ウイルス(HCV)があなたの細胞内に感染し、増殖する時に働くNS3/4プロアテーゼという酵素の働きを阻害する薬です。アスナプレビルの働きによってC型肝炎ウイルスは増殖することが出来ずやがて駆除されてしまいます。

●ダクラタスビル(NS5A阻害薬)
ダクラタスビルもHCVが増殖するのを妨げる働きをする薬です。NS5AとはHCVのタンパク質の一種で、HCVが増殖するときに働きます。このたんぱく質の働きを阻害することで増殖を妨ぎます。

さて、このアスナプレビルとダクラタスビルですが、第3相試験と呼ばれる治験で次のような結果が出ています。

●投与対象者
難治性であるジェノタイプ1bのC型肝炎患者

●投与期間
アスナプレビルとダクラタスビルを24週間投与

●効果
患者222人中188人、84.7%が治療終了後24週にわたってHCV-RNAが陰性の状態を維持していた。すなわち血液中にHVCが見つからなかった。(ただし、検出限界以下のHCVが残ってるいる可能性はある)

このように非常に高い効果を示しています。

次にこの薬の特徴としては以下の2点があります。

1.従来のインターフェロンに比べて大幅に副作用が減る。
インターフェロンの副作用については、『インターフェロンってなに?』をお読み下さい。だるさ、発熱、脱毛、かゆみ、食欲減退、うつ状態、不眠症などの副作用が知られています。

むろん、アスナプレビルとダクラタスビルも副作用がゼロではありません。第3相試験では患者の15.8%にALT上昇がみられ、12.6%にAST上昇がみられたそうです。従って治療中には肝機能の検査を継続することが必要です。

ALT、ASTは肝機能を示す指標です。詳しくは『血液検査』をお読み下さい。

2.インターフェロンが効かない患者、使えない患者に有効
副作用などの理由でインターフェロンが使えなかった患者や、使ったけれど無効だった患者、あるいは高齢の患者に使用することが出来ます。

また、肝臓の細胞が線維化しているような、肝臓がんへのリスクが高い患者にも有効なのだそうです。


◇今後はどうなる?

現在、インターフェロンで治療を受けている患者は週に1回は通院が必要です。しかしアスナプレビルとダクラタスビルは経口薬であり通院回数が減ります。しかも副作用が少ないので、患者の負担は色んな意味で減ります。

このことによって、従来よりも多くの患者が治療に前向きに参加できるのではないかと期待されています。

今年(2014年)9月に発売になったばかりの薬ですが、今後の治療実績に期待したいところです。

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