保健所や病院、自宅で使える検査キットなどで行うB型肝炎のスクリーニング検査にはHBs抗原の検査を行うのが一般的です。

今回はB型肝炎のスクリーニング検査について説明します。

◇B型肝炎ウイルスのスクリーニング検査とは?

B型肝炎に限らず、HIVでも梅毒でも、他の性感染症でもスクリーニング検査と呼ばれるものがあります。これは感染の可能性があるか、ないかを振い分ける検査になります。

例えばあなたが保健所で受けるB型肝炎検査、自宅て使える郵送式のB型肝炎検査はスクリーニング検査です。また、病院においてもあなたがB型肝炎の検査をお願いしますと希望して行う検査はスクリーニング検査です。

一般にB型肝炎のスクリーニング検査ではHBs抗原の検査を行っています。財団法人ウイルス肝炎研究財団が協力して作成された厚生労働省のB型肝炎サイトによると、HBs抗原陽性は次のような意味を持ちます。

『その人の肝臓の中でHBVが増殖しており、また、血液の中にHBVが存在するということを意味します。』

すなわち、B型肝炎ウイルスに感染している可能性が高いことを示しています。HBs抗原の詳しい説明は「B型肝炎のウイルス学的検査」をお読み下さい。

ただ、スクリーニング検査は感染を見逃さないために感度の高い検査をします。もしかしたら本当は感染していない偽陽性かも知れません。これで陽性になったら更に詳しい検査を行い、本当に感染しているかどうかを検査します。

とは言え、私が医療サイトで集めた情報ではHBs抗原の検査において偽陽性が出ることはかなりまれなようです。従ってもしもあなたがHBs抗原のスクリーニング検査を受けて陽性判定をもらったら、絶対に放置せず専門医の診察を受けて下さい。

また、一部の保健所では無料のスクリーニング検査でNAT検査(核酸増幅検査)を行っています。これはB型肝炎ウイルスの核酸を人工的に何万倍にも増幅させて行う検査です。血液中の微量のウイルス核酸でも増幅するので精度が高い検査が可能です。

日赤血液センターでは献血で集めた血液はHBs抗原検査とNAT検査の両方を行い、輸血による感染が発生しないようにしています。

B型肝炎ウイルスの検査については『B型肝炎のウイルス学的検査』をご覧ください。

 

◇こんなあなたはスクリーニング検査を受けましょう

肝炎情報センターのホームページによると、以下の人はぜひスクリーニング検査を受けて欲しいと呼びかけています。

1.これまでB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない方

2.ご自身のB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス検査の結果をご存じでない方

3.ご家族にB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染している方、肝がんの患者さんがいる方

4.健康診断の血液検査で肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT))の値の異常を指摘されたが、まだ医療機関を受診されていない方

5.母子感染予防策が実施されていなかった1985年(昭和60年)以前に生まれた方

6.輸血や大きな手術を受けた方

7.入墨(タトゥー)を入れたり、医療機関以外でピアスの穴をあけたことがある方

あなたが以上の7項目に該当するなら、ぜひスクリーニング検査を受けて下さい。まぁ、早い話が一度もウイルス性肝炎の検査を受けたことがない人は、一度はぜひ検査を受けましょうと言う話です。

それと、忘れてならないのは、B型肝炎ウイルスもC型肝炎ウイルスも性行為によって感染することです。先ほどの7項目には含まれていませんが、国内外(特に海外)の性風俗で遊んだあなた、知らない人と性行為を持ったあなたは要注意です。

B型肝炎ウイルスはHIVとの重複感染も多く、その場合は単独感染よりも症状が重くなることがあります。

あなたに何も自覚症状がなくても、一度はウイルス性肝炎の検査を受けておくことをお奨め致します。

ちなみに私は肝機能障害の検査でひっかかって、過去に4回もウイルス性肝炎の検査を受けています。病院で3回、自宅で検査キットを使って1回。全て検査結果は陰性でした。

アイコンボタンB型肝炎とHIVの重複感染は多く、より重症化することがあります。
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B型肝炎、C型肝炎は性行為によって感染します。
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